SII SPS5100 ICP-OES

弊社は、分析機器の「ICP-OESICP」を買取った実績があります。発光分光分析装置（ICP-OES）は、6000〜10000Kのアルゴンプラズマを発光光源として使用されています。これらのスペクトルから元素の存在を定性し、光の発光強度から元素の濃度の定量を求めます 。また、高性能な回折格子（グレーティング）を使用することで、光源から得られたスペクトルを高分解能に分離すでき、およそ75種類の元素を測定することができます。

ICP発光分光分析装置は、大きくす分けて「シーケンシャルタイプ」と「マルチタイプ」の2種類があります。「シーケンシャルタイプ」は、逐次的に回折格子を回転させて、分光された特定のスペクトルのみを検出します。「マルチタイプ」は、固定されたプリズムや回折格子することにより、分光された測定対象範囲の波長域のスペクトルを同時に検出します。